2009年8月4日火曜日

クリントンが北朝鮮に…

北朝鮮の女性記者解放交渉の件で、
クリントン元大統領が北朝鮮へ出向く、
というニュースを見ました。

北朝鮮が軍備を強化している問題が、国際社会を揺るがせています。
目的は、アメリカの軍事力に対抗するためといわれており、交渉を有利に進めるための北朝鮮
お得意の戦略の1つあると見られています。

4日午前、麻生太郎首相(68)の私的諮問機関である「安全保障と防衛力に関する懇談会」は
今後の日本の防衛力整備についての報告書を首相に提出しました。
これによりますと、自衛隊が北朝鮮弾道ミサイル迎撃の任務にあたるアメリカ艦船防護できるよう
にするべきであり、集団的自衛権行使を禁じてきた憲法解釈を見直すことを勧告しています。

自衛隊はアメリカ艦船を守るために戦うということです。自衛隊は、あくまでも専守防衛です。
つまり、攻撃されたときのみ反撃が許される、というものです。この考え方をさらに進めて、
他国との共同作戦がとりやすい体制にする、ということです。

一方のアメリカ空軍は、地下施設の破壊するための新型の大型貫通爆弾(MOP)が、来年7月
にB2ステルス爆撃機へ搭載する見通しであるを発表しました。
これは北朝鮮の地下軍事設備を攻撃することを想定した配備です。
大型貫通爆弾(MOP)は、地下深い場所まで貫通して設備を壊滅するための武器で、通常爆弾
としては世界最大級の破壊力を持ちます。

このような緊迫した情勢下、北朝鮮に囚われている2人のアメリカ人女性記者の解放を求めて、
アメリカのクリントン元大統領が、交渉に向かうことがあきらかになりました。
クリントン氏は、チャーター機でアメリカを出発したということで、北朝鮮に向かって飛行中と
いうことです。
女性記者は、中国系のローラ・リンさん、韓国系のユナ・リーさん。中国に脱出した北朝鮮女性
の生活などを取材していましたが、今年3月に中朝国境付近で北朝鮮側に拘束されて、6月には
北朝鮮の裁判所から労働教化刑12年の判決を受け、拘留されたままです。


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