2010年8月10日火曜日

トイ・ストーリー3、興行記録を達成

今年の夏は注目を集める名作映画が数多く上映されていますが、

現在のところ、アニメの2作品「借りぐらしのアリエッティ」と

「トイ・ストーリー3」が絶好調のようです。



「トイ・ストーリー3」は今回のロードショーで、ピクサー制作の

映画としては歴代1位となる世界興収8億9501万7000ドル

(約765億円)を記録しました。ピクサー社はこれまで

11作のアニメ映画を製作していますが、2003年に公開

された「ファインディング・ニモ」で記録した8億6789万

3978ドル(約742億円)が最高記録でした。



「トイ・ストーリー3」は日本でも絶好調で、日本公開12日目

となる7月22日の時点で、すでに興行収入30億円、

観客動員数も200万人を突破しています。この勢いに

肩を並べられる映画はジブリのアニメ映画

「借りぐらしのアリエッティ」だけとなっています。



映画の内容は、カウボーイ人形のウッディたちが、楽しい

オモチャの世界を繰り広げるファンタジー映画ですが、

アクションや友情も盛り込まれた内容の濃い作品に

仕上がっています。オモチャに夢中だった子供が、やがて

大学生になり、次第にオモチャのことを忘れていくなかで

描かれるオモチャ達の感情の起伏は、大人の鑑賞にも

十分に耐えうる内容です。



実際、映画館に足を運ぶのは子供連れだけではなく、

若いカップルから熟年層まで、幅広いファン層がつめかけて

います。この状況も「借りぐらしのアリエッティ」と

まったく同じで、ターゲット層が自然と広がって大ヒットに

繋がっているようです。





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