プロ野球賭博問題が大きく取り上げられた大相撲ですが、
テレビ放送なし、賜杯なしのさびしい名古屋場所が終わって、
問題がうやむやにされそうな気配です。
それどころか、大きく変化する番付や、ライバル不在の
一人横綱が連勝を伸ばしたおかげで、明るい部分ばかりが
クローズアップされている始末です。
名古屋場所を賭博問題を理由に辞退した力士は、あくまで
全休扱いとのことで、幕内力士は10人前後も入れ替わる
そうです。これは史上最大規模の番付変更で、相撲ファンに
とっては、賭博問題が原因だということを忘れさせて
しまうほどのインパクトです。
さらに横綱の白鵬は朝青龍が不在になってから、当たり前の
ように白星を伸ばし、これで3場所連続15連勝、前人未到の
大記録を達成しました。朝青龍と互角の相撲をとっていた
白鵬が強いのはわかりますが、他の力士の弱さに助けられた
印象もあるのは間違いありません。
インパクトのある話題が目白押しの大相撲ですが、
どれも心から凄いと思えない、釈然としない話題ばかりです。
賜杯のない名古屋場所での優勝で号泣した白鵬を、さらに
横綱審議委員会が全面バックアップ、あからさまな感情論
に走って賜杯の復活、テレビ放送の復活を協会に
訴えました。このままいけば、賭博問題で腐敗が露呈
しかけた角界の実体も、またうやむやになって
しまいそうです
なぜ賜杯を辞退したのか、NHKが放送を中止したのか、
騒ぎの原因を日本人が忘れ去ってしまう日も、
もうすぐの様な気がします。
【関連ニュース】
Yahoo!ニュースURL
イザ!ニュースURL
ライブドアニュースURL
----------------PR----------
行政書士 出版
FX 出版
出版の夢を実現します
出版したい 起業家
企画書サンプル