2010年7月28日水曜日

名古屋場所が終わって賭博問題うやむやに

プロ野球賭博問題が大きく取り上げられた大相撲ですが、

テレビ放送なし、賜杯なしのさびしい名古屋場所が終わって、

問題がうやむやにされそうな気配です。



それどころか、大きく変化する番付や、ライバル不在の

一人横綱が連勝を伸ばしたおかげで、明るい部分ばかりが

クローズアップされている始末です。



名古屋場所を賭博問題を理由に辞退した力士は、あくまで

全休扱いとのことで、幕内力士は10人前後も入れ替わる

そうです。これは史上最大規模の番付変更で、相撲ファンに

とっては、賭博問題が原因だということを忘れさせて

しまうほどのインパクトです。



さらに横綱の白鵬は朝青龍が不在になってから、当たり前の

ように白星を伸ばし、これで3場所連続15連勝、前人未到の

大記録を達成しました。朝青龍と互角の相撲をとっていた

白鵬が強いのはわかりますが、他の力士の弱さに助けられた

印象もあるのは間違いありません。

インパクトのある話題が目白押しの大相撲ですが、

どれも心から凄いと思えない、釈然としない話題ばかりです。



賜杯のない名古屋場所での優勝で号泣した白鵬を、さらに

横綱審議委員会が全面バックアップ、あからさまな感情論

に走って賜杯の復活、テレビ放送の復活を協会に

訴えました。このままいけば、賭博問題で腐敗が露呈

しかけた角界の実体も、またうやむやになって

しまいそうです



なぜ賜杯を辞退したのか、NHKが放送を中止したのか、

騒ぎの原因を日本人が忘れ去ってしまう日も、

もうすぐの様な気がします。





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