2011年2月14日月曜日

フェイスブックの実名交流は日本で定着するのか

世界中でアクティブユーザー数が5億人とも言われている、

世界最大のソーシャルネットワーキングサービスの

Facebookは、いまや巨大なインフラといえるほどにまで発展し、

すでに多くの人々がなくてはならないものだと感じて

いるようです。つい先日も、エジプトやチュニジアなどで

反政府デモが権力を転覆させるために使われ、人と人との

コミュニケーションを大きく促進させる威力をまざまざと

見せつけました。



これほど世界中でユーザー数が増えているFacebookですが、

なぜか日本ではユーザー数が伸びません。日本において常に

比較されるミクシィはアクティブユーザーが約1500万人、

対するFacebookはまだ150〜200万人。おそらく10分の1程度では

無いでしょうか。



日本でFacebookのネットワークが広がらない最大の理由は、

実名登録にあると言われています。日本のインターネットは、

長い間仮名や偽名、ハンドルネームなどが当たり前のように

使われ、リアル社会とネット社会の間に明確な一線が引かれる

時代が長く続いています。ネットの世界に現実を持ちこむのに

拒絶反応を起こす人が、まだまだ沢山いる、ということでは

ないのでしょうか。



さらにFacebook内で「友達」を作ると、その友達には自分の

行動が筒抜けになってしまいます。「いいね!」をクリックした

とか、誰と友達になったとか、相手に自分の個人プロフィール

ページのウォールを覗かれたらすべて見透かされて

しまうのです。



やましいことが無ければ、何一つ引け目に感じることも

後ろめたく感じる必要もないのですが、このあたりに

日本でFacebookが普及しない大きな原因があると考える

人は多いようです。





【関連ニュース】

Yahoo!ニュースURL


ITメディアニュースURL


日経ビジネスオンラインニュースURL


イザ!ニュースURL


----------PR----------



出版 戦略


出版企画 構成案


商業出版塾


編集プロダクション ビジネス書